10年目の3.11に寄せて

東日本大震災から10年目の3月11日。
いろいろな人がいろいろな思いをもって迎えている日だと思います。
私たちも何度か現地に赴き、被災された方々からお話を伺う機会がありました。

石巻市 牡鹿半島 金華山

いつも笑顔で迎えてくださる現地の方々。
でもその笑顔の向こうには、計り知れない無念の想いがあって、それでもにこやかに接していただけていることに、理屈以上の力をいただいたような気がして帰ってくるのが常であります。現地の皆さんがおっしゃるのは、
「自分たちの経験を多くの人に知ってもらって、今生きている人たちが同じ思いをしないようにどうしたらよいかを考えてほしいんだよ」ということ。
posidriveは今日という日に限らず、その想いを共有し続けます。

今でこそ、3月11日といえば、「東日本大震災の日」だと誰もが知るところですが、10年前まで3月11日は何の変哲もない普通の日でした。

災害は本当にいつ来るのかはわかりませんが、この後も後世に語り継がれてしまうような大きな災害は必ずやってくるでしょう。

これまでの広報の中でもお話をしていますが、実は弊社の「マインスペース」は、一昨年前、千葉の台風・水害でに難所に避難された方のお声が製品開発のきっかけでした。

【マインスペース】

https://posidrive.jp/minespace/

やっとの思いでたどり着いた避難所で、毛布が一枚手渡されただけだったと…。

「さっと敷いたところが自分の落ち着ける場所になってほしい。」

そんな願いからつけたのがマインスペースという製品名です。

マインスペースには、キャンプ用品としてだけでなく防災用品としても機能することを意識して、大き目のトートバックを付属しています

例えばこの中に、普段はキャンプ用品のバーナーやコッヘルなどを入れておいて、

【ぼそぼそしない美味しい玄米】
https://store.posidrive.jp/items/27379786
無洗米として炊くことができる「ぼそぼそしない美味しい玄米」も入れておく、

【たびサポ】
https://store.posidrive.jp/items/21881180
そして冷たくて硬い避難所の床でも疲れないように、「たびサポ」を入れておくというのも一考です。

それをセットにして商売をしようとは今のところ全く考えていませんので、一般的に売られている避難セットの安さにはかないません。

しかし、避難生活が長くなった場合でも、身体にかかるストレスを少しでも小さくすることが私たちの製品でできるお手伝いなのだと考えています。

いつもあなたの傍らに。

あの日を忘れず、平時に有事を想う。