何故バイク座シートは25mm厚なのか?
これ以上厚いと足付きに問題が出るのと、もっとカッコ悪くなります。(笑)
そして、これ以上厚くしても実は大して座り心地に大差ないのです。
それよりももっと重要な事があるんですね!
それは、もっと薄くしたらカッコも足付きも解決するんじゃない??
そこが重要なポイントなんです。
実は試作品として10mm厚も試しましたが、座り心地が良くならないんです!
いかに100%天然発泡ゴムが反発力があると言っても限界があります。
そしてこれは他の素材でも言える事なんですね。
反発力が一番あるゴム素材でこうなのですから、他の素材だと効果はどうなのかは想像に難くないです。
バイク座シートは正反発なので、掛かった荷重と同じ比率で反発します。
約半分は沈み込むため、実質12.5mm厚?(笑)
そしてサドル型にしてますので、跨った時に太ももが干渉しません。
ですから、実は足付きは殆ど変わりません。勿論12.5mm分は高くなりますが、足付きは高さより実は幅が大いに関係してきます。
オフ車はあんなにシートが高くても何とか座れますよね。
あれはサスがグッと沈み込むのもありますが、幅が狭いからなんです。
逆にカワサキZ1などは、足付きが悪いからあんこ抜く方が多いです。でも実際は幅があるのであんこ抜いてもあまり変わらなかったりします。
バイク座シートの25mm厚には全て意味があります。
形にも意味があります。
他にも何で??っていうのにも全て意味があるのです。