バイク座シートで自分時間を取り戻そう!痛みを忘れて青空の元へ
※本稿は首都圏で週末外出自粛要請が発出されたのを受け、平日に取材しました。
しかし、刻々と状況が変わる中、取材当時よりも新型コロナウィルス感染者は増加し、今では曜日を問わず外出そのものが好ましくない状況になっております。
記事内容としては親子ツーリングで気晴らしをお勧めする内容になっており、今ではイデオロギーの発生しそうな内容となったことは実に悲しいことです。
現在、筆者自身の感染はありませんが、家族に公人がいることもあり、執筆は在宅テレワークのみとしました。
また、状況を鑑み、わたしは今暫くは公私を問わずバイク乗車をしておりません。
しかし、精神衛生を保つ上でバイクが必要と考える方もいるかもしれません。
よーくわかります。
近隣の幹線でも、むしろバイクの数が増えているように見受けらるので、お気持ちを察した上で申し上げますと、
- たとえ腕に覚えがあったとしてもスポーツ走行は避け、通常以上に防衛運転に徹すること。(医療ひっ迫の状況下、実際に某有名峠で通行止めになるほどのバイク事故がありました。)
- 人が集まる場所(特に屋内)をツーリングの目的地にしないこと。
- 消毒剤を携行し、うがい手洗いなど衛星の基本に留意すること。
- 万一人気のある場所に立ち入った場合は、2m以上のソーシャルディスタンスを保つよう留意すること。
- 既に感染しながら無症状である可能性を心得、食べ物や飲み物は持参し、外出先の商店等に立ち寄らないこと。
上記5つは最低限としてお心にとどめください。
本稿内容は4月初旬の執筆時そのまま物となっていますが、これはいつの日にか世界が元どおりになることを願ってのこと。
現在とは社会状況に差があることをお察しいただきながら、記事内容をお楽しみいただければ幸いです。
いずれにしましても、皆様に平穏な日々が戻りますことを心より願って止みません。
令和2年4月16日 筆者 拝
こんな時だからバイクに乗ろう!
年明けから、拡大を続ける新型コロナウィルス(COVID-19)。
ご承知のように、世界の主要都市では市民に対して外出禁止令が出され、都市封鎖も行われるなど、非常に厳しい感染拡大予防策がとられています。
日本でも全く予断を許さない中ではありますが、今のところ政府。自治体は拘束力ではなく市民に対して自主的な行動を要請するにとどまります。
感染拡大防止は国や自治体だけでなく、市民一人一人が良識を持って行動することが大切。
とはいえ、既に一か月以上になり、先の見えないこの生活です。
できるだけ家にとどまっていることが必要なのはわかっているのですが、心身の健康を保つうえで気晴らしもやはり必要ですよね。
厚生労働省のホームページでは、クラスター(集団発生)の予防として、
- 密閉空間
- 密集場所
- 密接場面
という「3つの密」を避けるように呼びかけられています。
「3つの密」に当てはまらない気晴らしの方法…?
ライダーならやっぱり、バイクに乗って広い場所にツーリングに行こうと思いますよね。
3密を避けたツーリング
通常のツーリングなら、サービスエリアやパーキングエリア、または道の駅などでの休憩を楽しみたいところですが、やはり「3つの密」を考えればそれは好ましくありません。
また、出先のコンビニや商店に立ち寄ることは、事態の趣旨から言って好ましありませんので、お弁当や飲み物は持参しましょう。
そのうえで、人のいない風光明媚なところでそれをいただくというであれば一考ですね。
例えば、テーブルやバーナーを持って行ってカップ麺でラーメンツーリングというのもいいでしょう。
「何をわざわざ…」
と、ばかばかしく思う方もいそうですが、このわざわざ感が面白い。
キャンプへ行くほど大げさでもないですし、
いつものカップ麺だって、こういう景色の下で食べると味わいも違ったりするものです。
(ゴミはちゃんと持ち帰りましょう。)
でも、ちょっとした距離を行くとなると、気になってくるのがお尻の痛み。
この時はお借りした広報車での取材でしたが、
バイク座シートを自宅に忘れたのが悔やまれました。
バイクザシートで出かけよう!
バイク座シートは、医療用にも使われる発泡天然ゴム100%の中材、「Bodydoctor®」を使用したバイク用疲労軽減マットです。
「あ、それ知ってるよ、低反発でしょ?」
と言われることも多いのですが、ゴメンナサイ、それは間違いです。
バイクザシートは、加わった重さ(体重+G)に即応して、その加重と同じだけの反発力を発生させる「正反発」が特長。
下からの突き上げをやわらげながら、常にライダーの身体を支えるサスペンション効果で、長距離でのお尻の痛みや疲労感から解放してくれる優れものなんです。
例えば、わたしの愛機はヤマハのMT-10SPなんですが。
実はこのバイク、シートが結構固めなんですよね。
そのうえ、最近キャリアを付けたことを考慮してサスペンションの設定をやや硬めにしたところ、ノーマル状態では100㎞も走るとお尻に痛みが走るようになってしまったんです。
せっかくのスウェード調シート緒いうこともあり、ビジュアルを気にしてバイク座シートをつけるのを拒んでいたのですが、やはりあると無しでは大違い。
確かにこの「後付け感」も否めないところでしたが、乗ってしまえば尻の下。
休憩のたびにお尻をジンジンさせている方がカッコ悪いと気づかされました。
クロス止めなのでずれにくい
先日バイク座シートを買ったという友人から、
「ねぇ、これベルトが長いし、すぐずれるんだけど…」
と電話をもらったのですが、それはどうやら装着の仕方がわからなかった様子。
バイクザシートはこのように、裏でクロス止めをするのが正解。
こうして、しっかりとベルトを止めることで、ワインディングでお尻を左右にずらしてもずれにくくなります。
友人にそれを伝えると、「なぁんだそんなに簡単につけられるんだね」と電話の向こうで笑っていました。
(※シート座面の大きなバイク・スクーターなどではクロス止めが適さない車両もあり、別売のエクステンションベルトが必要な場合もあります。)
タンデムパートナーのおもてなしに
元々モーターサイクルジャーナリストという職業柄、私の場合は親子タンデムをすることも珍しくありません。
ただ、MT-10SPの場合、先述の通りシートが硬い上、ストッパーの突起が女の子的にNGだと言って、
娘もちょっと渋い顔なんですよね。
そこでお父さんは尻の痛みを我慢しつつ、
バイク座シートでタンデムシートを娘のグリーン席に変身。
この状態なら、ストッパーの突起も気にならず、いつもより長く乗っていられると
今回はお姫様からお誉め預かりました。
久々に、娘もちょっと羽を伸ばせた様子。
いつもはお尻を痛がって近場にしか行けないのですが、バイク座シートのおかげで親娘ともども、素敵な自分時間になりました。
まとめ
この状況下でのお出かけは「どんどん行ってください」といえる状況ではありませんね。
ですから、今回のお話は心の健康を保つうえで、「もしどうしても出かけるのであれば」という中でのお話。
そんな中でタンデムシートとしての使い方もご提案していますが、家の中で退屈しているお子さんのためにも、バイク座シートをお役立ていただければ幸いです。
特殊な状況下ですから、お出かけ先の選定も「3つの密」にならないかを十分に考慮してください。
また、先でもマスクの着用・手指の消毒、帰宅時の手洗い・うがいの励行など、いつも以上の配慮が必要です。
また、医療ひっ迫の折、事故で病院のご厄介になるわけにもいきませんから、安全運転にも並み以上に留意していただきたいと思います。
大変な世の中ですが、バイク座シートシリーズで色々と工夫しながら、メンタルにも健やかなバイクライフを!
コロナに負けるな!!!!
基本は#Stayhomeで!!!!!!!!